江戸のサブカルチャー 春画を知る——その美的・文化的価値

京浜同窓会のみなさまへ
春画の実物をご覧になったことはありますか?
質実剛健を旨とする前高生にとって、春画は、ゴッホやモネを始めとして19世紀ヨーロッパに多大な影響を与えたジャポニズム、浮世絵という芸術の一部でありながら、どこか距離を置いてきた存在かもしれません。
しかし近年、その芸術性が再評価され、2013年には大英博物館で大規模な春画展が開催され、英国で大きな反響を呼びました。以降、国内外で展示が続いています。
今回の「新宿歌舞伎町春画展——文化でつむぐ『わ』のひととき」には、平成2年卒業の諸田浩一氏が企画協力として携わっており、同氏のご厚意により、鑑賞会を開催する運びとなりました。
諸田氏はサラリーマン・アートコレクターとして精力的に活動されており、当日は春画の美的・文化的価値について解説いただきます。
会場は、新宿歌舞伎町にある能舞台。サブカルチャーの象徴とも言える歌舞伎町に、格式ある能の舞台という対比が、春画の持つ多層的な魅力を一層引き立てます。
この機会に、春画を通じて江戸文化の奥深さに触れてみませんか。
イベント詳細〈新宿歌舞伎町春画展——文化でつむぐ「わ」のひととき〉鑑賞会
🔗 展示会公式サイト
項目 | 内容 |
日時 | A:9月18日(木)18:00〜 B:9月20日(土)15:00〜 |
会場 | 新宿歌舞伎町能舞台(展示会入場口前に集合) 東京都新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿 2階 アクセスはこちら |
解説者 | 諸田浩一 氏(平成2年卒) |
会費 | 鑑賞会:2,000円 懇談会(希望者のみ):3,000円程度 |
懇談会 | 鑑賞後、諸田氏を囲んで懇談会を予定しています。 |
申込 | 下記リンクよりお申し込みください。 申込フォーム |
🗣️ 諸田氏からのメッセージ
日本の美の本質として「わび・さび・もののあはれ」が語られますが、近代化の過程で置き去りにされたものがあります。
「色好み」はその一つです。この感性は江戸文化の重要な要素であり、春画はその象徴です。
歌麿や北斎の春画が英国人を驚かせたように、日本文化の奥行きを今こそ見直すべきではないでしょうか。
📰 参考記事:
参考:大河「べらぼう」背景に、女性も注目の「春画展」(Yahoo!ニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a2a95605708504bf28616f5fdfcbe8d322a7260
諸田浩一氏 略歴
平成2年前橋高校卒業。東京大学農学部卒業後、同大学院修士課程修了。博士課程単位取得退学。
アクセンチュア、みずほ証券を経て、現在は通信系新電力企業「エナリス」に勤務。
国立研究開発法人農業生物資源研究所(現・農研機構)にて外来研究員としての経験もあり。
アートコレクターとしても精力的に活動しており、2023年2月には第28回シンワアート投資サロンにて講演を行う。
諸田氏の紹介記事:多摩美術大学芸術学科インタビュー
前高京浜同窓会幹事長 森田 徹(昭和51年卒)